Koh Samat Island, south of Bangkok, Thailand 2004

   "Treehouse" on the tree in the beach

 

 June 2004, I flyed to Thailand, that's my 1st trip to there. When I reached at Hotel (Maleysia hotel in Bangkok), my friend welcomed me. Then we went out to the city, and enjoyed Bangkok's entertainment, exitment and hospitarity. Next day, I went to Koh Samat Island alone by bus.

 

 2004年6月

 初めてタイランドに到着し、一夜を過ごした後、ひとりでサメット島に渡る

 

 バンコクからバスで4時間。地図で見るとすぐ南にあり、簡単に着くかと思っていたので出かけたが、とんでもないことになった。2004年6月。初めてタイランドに行ったときのこと。バンコクで友人が待っていて、彼と会い、一晩いっしょにバンコクを見てまわり、翌日、自分だけでサメット島に向かった。ガイドブックによるとバスで3,4時間と書いてあったので、昼前にバンコクを出発したが、バスは平然と遅れ、バーンぺー(サメット島に渡るフェリーはここから出る)に着いたときはあたりは真っ暗。フェリーの時間を過ぎていた。自分はバスターミナルから途方に暮れて、とぼとぼと港に向かって歩く。その前を外人家族が5,6人で歩いている。なんとなくその後に付いていく。彼らはボートオフィスに入り、これからサメット島までボートを出してくれないか、と交渉している。交渉は成立し、中心者の父親らしき男性がこちらを向き、「君はどうするんだ?」と聞く。事情を説明すると、「じゃあいっしょに乗って行けばいい」と言う。その言葉に甘えた。彼はマイケル・ダグラス似のナイスガイで、ボートの上で宿の心配までしてくれた。自分が予約してあった宿は、もうたどり着けないことを言うと、「それなら僕らが取っている宿に泊まればいい。まだ空いているだろう。1拍500Bだけど、いいかな?」と言う。ぜんぜんオーケーです、と答えた。ボートは波しぶきをあげて高速で走る。夜の海を走るのは、軽い興奮があり快適だ。風が髪をなぶる。やがて前方に島影と光が見えてくる。ボートは直接砂浜に乗り上げ、私たちは荷物をもってボートから降りる。当然、足は海水に浸る。こんなことも初めての経験だった。マイケル・ダグラスに、ボート代のことを言った。彼は「何を言ってるんだ」というような表情と仕草で、気にするなよと示した。砂浜から上がると、ビーチにレストランやバーが並んでいた。この明かりが、ボーとから見えたのだ。彼らと別れた後、自分はヴィレッジのフロントに向かい。部屋を取った。フロントの裏庭に、コテージ風の建物が立ち並んでいる。奥の建物の2階に案内された。荷物を置き、シャワーを浴びた後、横になった。ものすごい音が、部屋の向こう側から聞こえてくる。それは蛙の大合唱だった。いったい何百匹いればあれほどの音量になるのか分からなかったが、部屋中がその音に包まれている感じ。疲れていたので、気にならず、すぐに眠った。翌朝、このヴィレッジの脇の売店で、マイケル・ダグラスに出会った。彼は「どうだった、よく眠れたか?」と言う。私は「蛙の交響曲がすごかったね」と言い、彼は弾けるように笑った。そんなふうに、私のサメット島体験が始まった。

 

  

 ビーチの情景。島の海岸沿いを様々なビーチが連続する。船着き場周辺以外は、店などはなく、自然の気配が強い。船着き場エリアから離れるほど、その傾向は強くなる。

 

 日本から予約してあった宿。島のもっとも南にあり、船着き場から遠く離れている。このヴィレッジのカフェやレストランからは、ブライアン・アダムス、ジャーニー、ジョン・レノンなどのロックミュージックが流れていた。タイで欧米のロックを大音量で聴いたのは初めてだった。懐かしく、うれしかった。海岸の樹木の上にはツリーハウスがある。ここに泊まる予定で行ったのだが、宿側は「強風で危ない」などの理由でどうしても泊まらせずに、森の中のコテージが宿泊場所になった。

 

 海に面したカフェ、貝殻のすだれ。

 

 宿泊したヴィレッジのビーチ。誰もいない。この桟橋から飛び降りるなどして遊ぶ。

 

 2日目、バイクを借りて、海沿い、内陸部、ジャングル部など、島中を走り回る。走りながら、「あこがれのハワイ航路」や「ラバウル小唄」など、懐かしの昭和の歌謡曲が自然と口から出る。写真は海岸にあった人魚の彫刻。

 

 バイクを走らせていたら、樹木の間に見えてきた秘密の海岸線。後でここが、王室御用達のリゾート施設を含む高給地帯だということを知る。

  

 島の逆側、北部にある高級リゾートエリア。そこのガーデンとヴィラ。

 

 バイクを借りた店の近くのレストランで出会った島の少女。はじらいと人見知りしない開放的な感じと好奇心の両方を持っている。

   

 帰り、サメット島からバーンぺーに渡り、バスの出発まで時間があったのでバイクを借り、周辺を走った。これはそこの野原や道。

 
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